2月8日の日記

なぜ、彼のことを思い切れないのだろう・・・

私の中で彼とのことはもう忘れよう諦めようと気持ちが
固まりつつあった。
割り切ろうと思った。だのに・・・
昨日、彼が「何故、店に来てくれるのか」と訊ねてきた。
いや、それは彼が手伝ってくれと言ったからだけど・・・
会いたかったり頼りにされるとそれが都合のいいことで
あっても力になりたいと思う。
私は馬鹿なのか・・・

結局、彼の言い分は・・・

私のことは手離したくない。
別れたらきっと後悔をすることは分かっている。
けれど、本当に私でいいのか？決めていいのか？
自分の気持ちを確かめる為にも他の人と付き合う。

自分は他の人と付き合うが私にはそばにいて欲しい
けれど、自分の言っていることはとんでもなく都合がよく
私に失礼で傷つけるにも程があることは充分に分かっている。
だから、当然だけど私が拒否して離れていくと
言うのならそれは本当に仕方のないことだと思う

本当に彼は最低のことを言っている。
普通は言わない。
そう、普通はそんなこと口にわざわざ出さないと思う。
例えば、自分の気持ちがそうなった時は黙ってそうするか
いずれかを切ると思う。
けれど、素直なのか？彼は思いの全てを話してしまう。
行動は打算そのものだけど、その言葉に計算はない。

その背景の裏には、私が夫の元から離れないと
いうことがやはりあって・・・

彼が心底望んでいるのは、無償の愛。
自分だけを択んでくれない私への不信感。

娘たちが言っていた。
「状況は全く違うんだけど・・実際、かぁさんは、とぅさんを一切頼ることなく
自分で住むところも働くところも決めてやってのけてしまった。
だから、あんな行動力のなかった、かぁさんでさえ出来たのだから
Mちゃんにできないわけないのに行動を起こさないということは、
結果、口でいくらMちゃんがとぅさんを
好きだと言っても信じきれないんだと思うよ」と・・・

私もそうだと思うよ・・・。

例えば、今日の日にでも荷物まとめて
「今夜からずっとここで暮す」と私が彼の所へ行けば
それはそれで成り立つのかもしれないが・・

確かに夫の傍にいれば生活はしていける。
月日は流れていくだろう。

実際、一昨日はここで生きていこうと決めていた。

けれど・・・　揺らぐ心・・・

結論が出ないから、失ってもいいと思えないから
思い切れるまで流されていこうと今日は決めた・・・。